Inside AdSense
Google AdSense に関する最新情報をお届けする、 公式ブログです。AdSense に関するニュースや活用方法をご紹介します。
瞬間を捉えるための5つのポイント:ユーザーの「意図」に触れ、その瞬間を捉えよう
2016/06/07
マイクロモーメントとマクロモーメントについてのブログ連載の第 3 回をお届けします。
第 1 回
と
2 回
では、意図が示される瞬間の概要と、ユーザーのこうした瞬間を見つけ出す方法について話しました。今回
は
それを踏まえたうえで具体策を考えましょう
。
1)まず、
重要な瞬間をまとめた図を作る
と効果的です。どうしてもアピールしたい瞬間や見逃せない瞬間を確認できます。ユーザーの購入経路の全段階を調べ、ユーザーがヒントを必要としている瞬間や、あなたが報じている物事に関する詳細情報を求めている瞬間、社会にメッセージを発信する瞬間など、あらゆる瞬間を列挙します。
たとえば、ユーザーが街中を歩いているときに、あなたが運営しているニュース サイトにアクセスし、あるレストランのレビュー記事を確認したとします。評価の星が 2 つなのか 4 つなのかを知りたいだけの場合もあれば、レビューを担当した記者による詳細な感想や、コースのおすすめ情報を知りたい場合もあるでしょう。こうした情報を効果的に提示できるかどうかで大きな違いが生まれます(ユーザーが短い時間で必要な情報を参照できるようにすることが大事です)。
2)続いて、
ユーザーがその瞬間に何を求めているのかを把握
します。アピールしたい瞬間ごとに、ユーザーになったつもりで考えてみましょう。「これをもっと手早くできないか、簡単にできないか」、「この瞬間にどのようなコンテンツや機能を用意すると便利か」といった点を考えることが大事です。ユーザーは手早く情報を入手したいと思っているのか、長い時間をかけてもいいと思っているのかを考えることも重要です。
たとえば、ファッションに関する記事や写真を掲載する場合は、取り上げられているドレスや靴を販売しているお店の場所を表示するウィジェットや、そのファッションが披露されたファッション ショーの動画を追加したりすると効果的です。
3)3 つ目のポイントは、ユーザーの状況を考慮して
効果的なコンテンツを提示
することです。所在地や時間帯などのユーザーの状況を示すシグナルを考慮に入れることで、その瞬間に最適なコンテンツやメッセージを届けることができます。
たとえば、サッカーファンのマイクロモーメントでは、必要なのは昨晩の試合の特に重要なハイライト シーンと最終スコアだけの場合もあるかもしれません。そうしたケースでは、ソーシャル メディア上の更新情報を紹介したり、30 秒の動画を用意したりすると効果的です。一方、マクロモーメントを迎えているユーザーには、より詳細な試合の分析やチームのメンバーの顔ぶれ、最終スコアがリーグ戦に与える影響などの情報が必要になります。この場合、長文の記事やポッドキャストが効果的です。
ユーザーの状況を示すシグナルとして、どのような情報を収集できるかを考えましょう。
4)
購入経路のあらゆる段階に合わせた最適化を施しましょう
。ユーザーは流れるように複数の端末を使い分け、さまざまなチャネルを行き来します。ブランド側も流れるようにコンテンツを提供する必要があります。社内での目的の競合や部門間の連携の軽視が障害にならないようにします。あくまでもユーザーの視点に立ち、それぞれの瞬間を中心に置いて最適化を施しましょう。
「購入経路は検索行動に合わせて最適化されているか」、「あらゆるソーシャル チャネルのユーザーが快適に利用できるように、サイトが適切に最適化されているか」といった点を考えます。
5)コンテンツを改善するサイクルを確立します。重要度の高いすべての瞬間における成果を測定し、それを反復することが大事です。参照したデータを基にコンテンツを改善し続け、成果測定を繰り返していきましょう。
測定データの抜けに対処しながら、ユーザーに提供するサービスの質が落ちないように注意します。(現段階では)投資収益率を直接測定することができない瞬間があっても、チームのメンバーにトレーニングを施し、信頼できる推定データを活用して見落としを防げるようにしましょう。
最後に、以下の質問をご自分に問いかけてみてください。
1. 瞬間に対する備えは万全か?
2. ユーザーがスターバックスで並んでいる最中でもコンテンツ(またはコンテンツの一種)を楽しめるようになっているか?
3. ラグビーのワールドカップやオリンピック開催などの季節的なマクロモーメントをどのように生かすか?
ユーザーのことを考える際にマイクロモーメントとマクロモーメントを把握し、そうした瞬間におけるニーズに対応することができれば、大きな成果が期待できます。本連載をご覧いただいた皆様なら、競争を勝ち抜ける見込みは高いでしょう。
マイクロモーメントについてより詳しい情報を知りたい場合は、
Think with Google Guide to Winning the Shift to Mobile
(英語)をご覧ください。
また、下のリンクから
調査資料(英語版)をダウンロード
できます。ぜひ、お試しください。
Posted by
Chris Jones - Global Audience Development Specialist
2016 年 6 月 1 日
マイクロからマクロへ:重要な瞬間を逃さずにターゲット ユーザーをつかむために
2016/05/25
前回の投稿
ではマイクロモーメントの重要性について話しました。
今回はマクロモーメントについて考えましょう。
マイクロモーメントについての
反響
*
と個人的な解釈より、
以下の 3 種類
を重要なマクロモーメントとして挙げます。
親和モーメント:
ファンが一斉に好きなチームを応援する瞬間を指します。
仲間意識モーメント:
ライブ コンサートや可愛い猫が出てくる YouTube 動画など、見たもの、聞いたもの、読んだものを通じて友人同士が絆を深める瞬間を指します。
専門知識モーメント:
ユーザーが政治問題や金融ニュースなど、あるテーマに関する知識を共有するために、それについてより深く知りたくなった瞬間を指します。
マイクロモーメントがふとした瞬間、ユーザーの
なんらかの意図によって生
じることに対し、マクロモーメントは仲間同士の輪やコミュニティから生じる瞬間と言えます。多くの場合、マイクロモーメントとは異なり、メディアを通した形でユーザーに影響を及ぼします。
ユーザーの嗜好やロイヤリティはマイクロモーメントとマクロモーメントの両方から成り立っています。両方の瞬間でユーザーのニーズにうまく応えられるブランドがより多くの注目を集め、ユーザーは次回以降もまずそのブランドのウェブサイトを訪れるようになります。簡単に言えば、そうしたブランドが勝者になるということです。
お客様を知ろう
効果的なマクロモーメントを捉えてユーザーにアピールするのは簡単ではありませんが、Google には次のような、ツールが揃っています。ぜひ、ユーザーがどのような情報を求めているかを調べ、戦略の策定と対策づくりにお役立てください。
1)Google トレンド
今年最も注目度が高い年内行事は何か?高校野球や桜に関する検索件数が急上昇する時はいつか?など、Google トレンドを使えば、リアルタイムの検索データを参照してユーザーの検索行動の推移を調べることができます。
2)YouTube トレンド
世界最大の動画サイトである YouTube には無数のコンテンツがあり、膨大な数のユーザーが利用しています。YouTube ダッシュボードを使って、視聴回数が多いコンテンツや広く共有されているコンテンツを分析できます。ユーザーの年齢や性別、地域別に人気の高い動画を比較したり、世界中で視聴されている動画も確認できます。
3)Google 消費者アンケート
低料金で簡単に利用できる市場調査ツールです。高品質なウェブ コンテンツ上で、インターネット ユーザーやモバイル ユーザーにアンケート調査を実施することができます。アンケートの質問に答えたユーザーは、コンテンツへのアクセス権や、音楽、アプリなどで利用できるクレジットを獲得できます。回答データは Google が集計、分析し、その情報をビジネス上の意思決定に生かすことができます。
4)Marketer's Almanac(英語)
オリンピック開幕やホリデー シーズンの贈りものなど、毎年さまざまな流行や行事があり、ユーザーにアピールできる大きなチャンスとなっています。Google Marketer's Almanac では、こうした重要な瞬間に関する分析データを参照し、プランニングに役立てることができます。
また、お客様との直接の会話から得られる情報も忘れてはなりません。
分析データが揃ったら、行動に移しましょう。これについて、次回のブログで取り上げます。
*出典: InStadium.(2015 年 3 月
ポスト
)
Posted by
Chris Jones - Global Audience Development SpecialistAdSense
2016 年 5 月 25 日
サイト運営者にとってのマイクロモーメントの重要性:ユーザーが意図をもった瞬間を狙ってアピールしよう
2016/05/18
時代は今、新たなデジタル黄金期を迎えようとしているという話を私たちは長年にわたって耳にしてきました。
私たちはデジタル、接続機能、カメラ、ドローン、モノのインターネットといった未来のテクノロジーの海に飛び込み、ときに溺れそうになりながら便利な時代を満喫していますが、中でも特に重要なのがモバイルです。
本日より、このデジタル時代の流れにうまく乗り、失敗を防止するためのヒントをまとめた
全 3 回
のブログ連載をお届けします。この連載では、デジタル モーメントと呼ばれる重要な瞬間が持つ意味と、サイト運営者としてそうした瞬間を捉え、収益を高めるための効果的な方法について解説します。第 1 回となる今回のテーマは、「サイト運営者にとってのマイクロモーメントの重要性」です。以降、第 2 回のテーマは「マイクロからマクロへ」、第 3 回は「瞬間を捉えるための具体策」となります。
まず重要なのは、人々が日常的に自分でコンテンツを取捨選択して閲覧している現代、コンテンツに対する期待値が高まり続けているという点です。以下で少しデータを見てみましょう。
[
出典:
Google のデータ
(英語)より
]
35 歳以上のユーザーはレシピをプリントアウトする傾向があり、
25~34 歳のユーザーの 59% は、スマートフォンやタブレットを片手に料理を作ります
。
YouTube では、2015 年の最初の半年間に、映画の予告編がモバイル端末で再生された時間が 3,500 万時間以上に達しました。同時期に、
映画の上映時間に関するモバイル検索の件数も 41% 増加
しました。
ミレニアル世代の父親の 70% はしつけに関する情報をオンラインで検索
し、そのうちの 59% はそうした検索の際に他の端末よりもスマートフォンを好んで使います。赤ん坊に関するモバイル検索の件数も前年比で 52% 増加しました。
こうした変化を受け、この 20 年間でサイト運営ビジネスは大幅に変わりました。しかしそれぞれがもつ次のような課題点はまったく変わりません。
どうやって適切なユーザーにアプローチするか
どうやって差別化を図るか
ビジネスを拡大するために、どうやってコンテンツの閲覧数と収益を伸ばすか
現在、主にモバイル ユーザーの行動が大きく変化したことにより選択肢が増え、こうした点にさまざまな方法で対処できるようになっています。
「オンラインに接続する」時代から「オンラインの中で生活する」時代へ
今はいったん腰を下ろして「オンラインに接続する」ような時代ではありません。モバイル端末が単なる携帯型の端末ではなく、人間の行動、あるいは消費者の行動そのものとなったため、バスの停留所で待っているときや、お店で行列に並んでいるとき、ベッドに入って眠るときでさえ、接続状態が途切れることはなくなりました。
サイト運営者の皆様は、ユーザーが友人の写真や更新情報をチェックしているとき、仕事帰りに牛乳を買える場所を探しているときなど、あらゆる瞬間でコンテンツをアピールする必要はありません。ユーザーが情報を求めていないときにコンテンツをアピールしても逆効果になるだけです。
とはいえ、中には見逃せない重要な瞬間もあります。それはユーザーがスマートフォンで情報やアイデアを探しているとき。こうした瞬間のユーザーにはなんらかの意図があり、ニーズへの対応や好奇心の充足、意思決定の後押しを求めているとも言えます。サイト運営者様にとって、この無数の瞬間はユーザーにリーチし、収益をもたらす機会になります。
例えば、
古くなったヘアドライヤーを持っている女性が「新品購入」を求めている瞬間に対し、商品のレビューの情報で対応。
「自分で修理する」方法を求めている瞬間に対し、DIY に関する記事を扱うウェブサイトを紹介(YouTube では、今年に入ってからの「ハウツー」動画の再生時間が 1 億時間を超えています)。
「何かみたい」瞬間の場合、簡単な内容の短いコンテンツを提示。
「どうやってターゲット ユーザーにアプローチするか」、「どうやって差別化を図るか」といった点にについて、こうしたマイクロモーメントからコンテンツを考えると効果的です。
次回は、マイクロモーメントとは似て非なる瞬間であるマクロモーメントについて考察します。
マイクロモーメントについて、
より詳しい情報は
Think with Google Guide to Winning the Shift to Mobile
(英語)をご覧ください。
Posted by Chris Jones
- Global Audience Development Specialist
2016 年 5 月 18 日
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