サービス開始をしてから約 1 年半となります「モバイル コンテンツ向け AdSense」ですが、おかげさまで数多くのお客様にご活用いただいております。本日は、この「モバイル コンテンツ向け AdSense」をお使いの皆様へ、収益向上のためのいくつかの秘訣をご紹介させていただきたいと思います。
【収益向上のための秘訣】
1. クローラーのアクセスを許可しているか再度確認しましょう。
クローラーからのアクセスを許可してないと広告を配信することができません。
お客様がお持ちのモバイル ウェブサイトで、アクセス制限をかけていないかどうか、下記のチェックリストに基づいて再度確認してみましょう。
□ 会員ログインページなど、クローラーがアクセスできないページが無いか
□ 機種判別の制限でクローラーのアクセスを拒否していないか
□ ネットワーク キャリア別の判別でクローラーのアクセスを拒否していないか
もし制限をかけている場合、Google クローラーの Useragent である、“Mediapartners-Google”を含む Useragent のアクセスを許可するように設定を変更してください。クローラーのアクセスを許可させる設定については
こちらの記事もご参照ください。
2. 広告ユニットの配色の最適化を行いましょう。
サイトの背景色、リンク色を AdSense の広告ユニット内にも使用しましょう。なるべくユーザーにとって違和感のない色合いのほうが効果的です。
ただし、モバイルウェブサイトの場合、コンテンツと広告が接近し見分けにくくなる場合があります。そのような場合は、枠線 (ユニットの上下に入る線) はしっかり残しておきましょう。コンテンツと広告の区別がつかない配色は、ユーザーにとって紛らわしくなるため、ご遠慮いただいています。
3. 広告ユニットの配置の最適化を行いましょう。
ページの内容によって、効果的な広告の配置位置は異なります。これまでの多くのサイト様での実績では、カテゴリー ページ、メニュー ページなど 1 ページが長いページであれば、タイトル ロゴなどの下にシングル広告ユニットを配置することで、より高い効果を発揮するケースが多くなっております。また、記事ページ、書込みページなどはページの下部のフッター上などに配置していただくと効果的です。また定期的に、可能であれば 1 ヶ月ごとに配色や場所を少しづつ変更しながら、フレッシュ感を出してみましょう。ほんの少しの配色や位置の違いが、クリック率に大きな影響を与えることがあります。
4. プログラム ポリシーに準拠しているかどうか、再度確認してみましょう。
モバイルのウェブ サイトも、PC のウェブ サイトと同じくプレースメント ターゲットという機能があり、これを利用して広告主様が皆様のサイトや、カテゴリーにターゲティングして広告出稿していただける場合があります。しかし、もしそのモバイル ウェブ サイトがポリシーに準拠していない場合、ターゲティングから外れてしまう可能性があります。例として、広告ユニットを 2 つ以上配置しているケースや、ダブル広告ユニットをサイトの上部に配置しているケースなどが挙げられます。ダブル広告ユニットの場合はページ最下部、およびフッター上部など、配置できる場所が限られています。つい、うっかりということがないように、今一度プログラム ポリシーの確認をしてみましょう。
モバイルサイトをお持ちで、収益化にお悩みのサイト運営者の皆様も、これを機にぜひ「モバイル コンテンツ向け AdSense」のご利用をご検討ください。ご利用を開始するには、
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