2012 年 1 月 6 日
ラベル:
最適化
昨年 11 月に、
AdSense クローラー エラーについて (1) という記事で広告の関連性を改善する方法の一つとして、AdSense のクローラが AdSense コードが貼られたすべてのページにアクセスできるよう設定いただくことをお勧めしました。しかし、会員登録が必要なサイトなど、ユーザーにログインを必要とするサイトでは、こうした改善がむずかしい場合があります。会員限定サイトなどの場合、ログインが必要なページに表示される AdSense 広告については、クローラーがアクセスできず、関連性やターゲットの精度に影響することが考えられます。
ログインを必要とするページへの対処法
ログインが必要なページを運用されている場合は、以下の手順で、AdSense クローラ用のログイン情報を設定することをお勧めします。
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管理画面 該当部 |
- AdSense アカウントにログインします
- [アカウント設定] をクリックします
- 画面をスクロールして [アクセスと認証] セクションを表示し、[クローラのアクセス情報] の横にある [アクセス情報を編集] をクリックします
- [アクセス情報の追加] をクリックし、表示される画面で、AdSense クローラがサイトにログインしてコンテンツをクロールするために必要な情報を入力します。
この後、まだウェブサイトの確認が完了していない場合は、ウェブマスター ツールにログインして確認手続きを完了してください。確認手続きが完了すると、ログインの必要なページにクローラがアクセスしてコンテンツをスキャンできるようになり、より関連性の高い広告が表示されるようになります。
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ログイン情報設定完了時の表示例 |
詳しい情報については、
ログインの必要なページでの広告表示に関するヘルプセンター記事をご覧ください。
上記の手順を行うことで、AdSense クローラがログインの必要なページをスキャン可能になり、関連性が高く、ターゲット精度も高い広告が表示され、結果として広告のクリック率や収益の向上を見込むことができます。なお、クローラ用のログイン情報を設定すると、AdSense の関連性を高めることができますが、Google 検索でインデックス登録されたページには何も影響はありません。
Posted by Andrew Boni - Inside AdSense チーム