Google AdSense では、検索に関する収益化プロダクトを 3 つ提供しています。
- 検索向け AdSense
- カスタム検索エンジン
- カスタム検索広告
どのプロダクトも検索結果ページに表示される広告がクリックされることで収益を得ていただけますが、検索向け AdSense とカスタム検索エンジンは、Google が提供する検索ボックスを設置いただくことで検索結果と広告を表示させるのに対し、カスタム検索広告は独自の検索機能を既にお持ちのサイトに広告を表示させる機能だけを追加できるプロダクトです。
今回はこの 3 つのプロダクトの機能や特徴をご紹介いたします。
1. 検索向け AdSense
検索向け AdSense は Google の検索技術を使った検索ボックスを AdSense の管理画面から簡単に設定できるプロダクトです。
1 ページにつき 2 つまで設置いただくことができ、検索の対象をウェブ全体もしくは選択したサイトに限定して検索をさせることができます。
また、キーワード機能を使用することでユーザーがサイトで探している情報を簡単に見つけられるよう検索結果をカスタマイズすることができます。
たとえば、「マット」と検索した場合、入力したキーワードによって異なる結果と広告が表示されることがあります。
ウェブサイトのトピック | キーワード | 結果と広告 |
スポーツ | ヨガ | ヨガマットにより関連性が高い |
家具 | インテリア | 玄関マットなどにより関連性が高い |
検索向け AdSense を利用するには、AdSense アカウントにログインの上
こちらのページより検索ユニットを作成ください。
2.カスタム検索エンジン
検索向け AdSense もカスタム検索エンジンを使用しておりますが、より様々な機能を使用する場合は
カスタム検索エンジンの管理画面にて設定を行っていただく必要があります。
今回は役立つ機能として絞り込みとサイトの除外をご紹介いたします。
- 絞り込み
絞り込みとは、ユーザーが探している情報を見つけやすくするために、検索エンジンのインデックスに登録したウェブサイトに適用するラベルのことです。ユーザーが検索結果ページの上にある絞り込みラベルをクリックすると、そのラベルが付いたサイトの検索結果、またはそのサイトを優先した検索結果が表示されます。検索結果ごとに最大 16 の絞り込みを指定できます。
- サイトの除外
カスタム検索エンジンから一部のサイトやページを除外するには、個別に除外する、一括で除外する、Google マーカーを使用するという 3 つの方法があります。
- 個別に除外する
カスタム検索エンジンのコントロール パネルにある [サイト] タブで、サイトを個別に除外できます。[除外したサイト] セクションにある [サイトを追加] ボタンを選択(除外したサイトがない場合は [サイトを除外] を選択)すると、[サイトを個別に除外] オプションが開きます。
- 一括で除外する
[サイト] タブの [除外したサイト] セクションにある [サイトを一括除外] オプションを選択すると、サイトを一括で除外できます。このオプションを [サイト] タブで使用するには、[サイトを追加] ボタン(リストされたサイトがない場合は [サイトを除外] )を選択してから [サイトを一括除外] オプションを選びます。サイト、ページ、パターンのいずれかを各行に 1 つずつ入力します。
- Google マーカーを使用する
カスタム検索エンジンを作成すると、Google マーカーを使用してサイトを除外できます。Google マーカーを使用すると、ウェブサイトを閲覧しながらカスタム検索エンジンにサイトを保存できます。詳しくはこちらをご覧ください。
より詳細な情報はカスタム検索エンジンの
ヘルプページをご確認ください。
3. カスタム検索広告
既に独自の検索機能をお持ちの場合に、検索機能をそのままに数行のコードを追加するだけで Google の広告機能だけを導入することが可能になりました。
ユーザーが検索するキーワードに関連した広告が表示されるため、求人サイトや旅行サイト、EC サイトなど特に検索を中心としたサイトでの収益向上が期待できます。
もちろん幅、サイズ、フォント、広告レイアウトなどをサイトのデザインに合わせてカスタマイズすることも可能です。
利用例:
カスタム検索広告をご利用いただくにはお申し込みいただく必要がございます。
なお、現在のところ、このサービスは一部のサイト運営者様のみに提供させていただいておりますため、すべてのお申し込みが承認・サポート対象となりません。予めご了承ください。
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